disc mastering helper β3


discmhb3.zip MD5=e286625b47b49de400dae0363c58d23c





機能

ディスクの残り容量をバイト単位で確認しながら、焼くファイルを選択できます。


開発動機

日頃、B's Recorderを使って、ファイルをディスクに焼いていますが、残り容量は、MB単位のため、
後どれくらいのファイルサイズまでOKなのか分かりづらいので、クラスタ単位で、残り容量を算出
出来る仕組みが作れないか?と思い、作ってみました。
このソフトは、焼くファイルを選択するものです。焼く機能はありません。
お間違いないようにお願いします。


操作

基本操作は以下の通りです。

1.焼くファイルの選択

エクスプローラ等より、焼きたいファイルを本ソフトのウェル(黄色の部分)にdrop(ドロップ)します。
すると、そのファイルがリストに登録されます。
その時、ファイル名がJolietに違反している場合は、下の長さ違反リストに追加されます。
ステータスバーには、総クラスタ数、総サイズ(バイト) ディスク占有率(%)、残り容量(バイト)が表示
されます。残り容量が-の値を示している時は、オーバーしている事を表します。

2.ライティングソフトにdrag and drop

ツールバーの下にある、DISCドライブのアイコンを、ライティングソフトのファイルを登録する部分に、
drag and dropします。
すると、ウェル部分の情報が、そのままライティングソフトに渡ります。

○ファイル名が違反している時の処理

長さ違反リストにファイルが表示されている場合は、ウェルに登録したファイル、または、フォルダ
内に該当するファイルがあるということです。

修正方法
1.ファイル名の行をダブルクリックします。
すると、ウェルと、違反リストの間に、ファイル名を修正するためのテキストボックスが表示されます。
基本操作は、拙作のjoliet checkerと同じです。テキストボックス内で、ファイル名を適当に縮め、
Enterキーを押すことで、修正できます。

○焼くファイルの選択方法

基本的に、エクスプローラからのドラッグ&ドロップでできますが、他に、特定のフォルダに
あるファイルを選べます。

ツールバーの左から2番目のアイコンをクリック、または、
メニュー-ファイルリスト-フォルダ選択を選びます。
フォルダの参照のダイアログが出るので、フォルダを選択します。
すると、そのフォルダの直下のファイルとフォルダが、ファイルリストに表示されます。
※その他、エクスプローラからフォルダをファイルリスト部分にドロップしてもOK
直下のファイルに長さ違反したファイルがあると、桃色の背景色が付きます。
なお、この段階でのファイル名の修正はできません。
残り容量以下のファイル、フォルダの場合、拡張子の欄より右側が水色の背景色になります。


焼きたいファイルを選択(クリック)して、
ツールバーの左から1番目のアイコンをクリック、または、
メニュー-ファイルリスト-ウェル登録を選びます。
すると、ウェルに登録されます。

ファイルリストのファイル内容に変化がある場合は、
ツールバーの左から3番目のアイコンをクリック、または、
メニュー-ファイルリスト-更新(再スキャン)選択を選びます。

○ウェル登録の再計算

ウェルに登録したファイルやフォルダの中身を更新した場合、
ツールバーの左から4番目のアイコンをクリック、または、
メニュー-ウェル-クラスタ再計算を選びます。
すると、ウェルに登録されたものについて、総クラスタ数を再度計算します。

○ウェルのクリア

ファイルの選択を一からやり直す場合は、
ツールバーの左から5番目のアイコンをクリック、または、
メニュー-ウェル-クリアを選びます。
ウェルと、長さ違反リストがクリアされます。
なお、特定のファイルの登録を削除する場合は、Deleteキーを押します。


注意事項

drag and drop操作において、下記のような不具合が予想されます。
・エクスプローラからのdropで、ファイルリストとウェルの間にドロップすると、意に反して、逆のリストに登録されてしまう。
・エクスプローラからのdropで、「自フォームへのドロップはできません」と出てしまう。
このような場合は、再度、ドラッグ&ドロップ操作をしてみてください。

インストール・アンインストール

当アーカイブを解凍後、discmh.exeを実行してください。
レジストリは一切いじりませんので、アンインストールは
discmh.exeを削除するだけで済みます。


TO DO 

現在、DVDメディアをターゲットにしています。
もちろん、CD-R(W)も視野に入れています。

開発環境

WindowsXP SP3
Delphi XE

動作環境

動作確認は、WindowsXPで行っています。
Windows 7以降での確認はとっていませんが、おそらく、動作すると思います。

免責・その他

このソフトは、フリーソフトとして公開します。
著作権は、作者が保有します。
このソフトに起因すると思われるトラブルにより、何らかの損害が生じたとしても
作者は責任を負えません。すべては、自己責任の上、お願いします。
二次配布は自由に行って構いませんが、その際にアーカイブを改変することは禁止します。
※バージョンにβ表記がある場合を除く
なお、パソコン雑誌等のCD−ROMにて、ソフトを収録する場合は、必ず事前にメール
(yakki_@hotmail.com)で連絡ください。
これは、 どの雑誌で紹介されているのか作者として把握したいことが第一の理由です。
Turbo Delphi Explorerでコンパイルしてありますので、使用に関する制限はありません。

更新履歴

β3 2014.5.24
・BD(1層)を選択できるようにした
・ディスクの情報を、iniファイルにまとめるようにした。
・開発環境を、Delphi XEに移行した。

β2 2006.10.9
・残り容量より小さいファイル、フォルダは、拡張子の欄の右側が水色の背景色になるようにした。
※水色のファイルが選択可能である。
・ステータスバーのフォントの大きさを大きくした。


β1 2006.9.10
初版公開