midiu

midiu002.zip MD5=214c834d3f9b77428b6ce6a0c57b38ab

テンポ情報を追加するソフト その他、MIDIの情報を表示します

作成のきっかけ

studio oneで、ボカロ(NEUTRINO)を使うため、MuseScoreで、歌詞を入力しますが、
studio oneから、メロディートラックをALT+ドロップで作られるMIDIには、テンポ情報(コンダクタートラック)がないため
MuseScoreで、読み込んだ時に、テンポが取り込めません。
それで、演奏データのみのMIDIファイルに、テンポ情報が入っているコンダクタートラックを追加する機能が欲しくて、作りました。
MIDIの内容を解析しているので、その情報を表示する機能もあります。

使い方

コンソールソフト(CUI)なので、コマンドプロンプト内、もしくは、.cmdファイル(バッチファイル)として起動してください。

midiu のみで、簡単なヘルプが表示されます。

-v MIDIの情報を表示して終わります。
※-v 自体 1省略可

例) midiu -v MIDIファイル or midiu -v MIDIファイル


-noteon 音符情報をすべて表示します。
※-v (省略可)だけの場合、各トラック最初の音符があったら、それを表示したまま、トラックの最後にスキップします。

例) midiu -noteon MIDIファイル or midiu -v -noteon MIDIファイル

-t テンポ情報を追加します。
ソフトを起動すると、テンポの入力で、実行が止まるので、テンポの値を入力(数字+Enter)してください。
エラーチェックは、一切していないので、常識的な値を入れて下さい。

例) midiu -t MIDIファイル

-t nnn テンポ情報を指定して、追加します。
こちらは、テンポを先に指定します。これで、実行すると、入力待ちなしで、実行されます。

例) midiu -t 140 MIDIファイル
テンポ=140になります。


テンポを追加したMIDIファイルは、元ファイルと同じパス(フォルダ)に、
ファイルの末尾に (newtempo=nnn).mid
を単純に追加したファイル名になります。
※拡張子の処理をするのが、面倒なので、手抜き仕様です。

テンポが追加されたMIDIファイルを、MuseScoreで開くと、テンポ情報が読み込まれます。



注意事項&免責

元々、個人的に必要を感じて作ったソフトです。
誰か、私と同じような思いをしている方がいるかもしれないので、公開する事にしました。

まだまだ、試作段階から抜けていませんので、
途中で止まったり、意図しない動きをしたりすることがあると思います。
使う場合は、それを前提に使ってください。
このソフトを使って、何か、損害が発生した場合は、いかなる責任を負えません。
すべて、ユーザーの自己責任で、お願いします。


更新履歴

0.02 2022/12/31
・ファイルサイズを、16bit整数で取り込んでいたバグを修正。32bitで読み込む。
・control changeの解析を、0xB0〜0XBFに変更。
・0x92 0x95 を未定義として処理するようにした

0.01 2022/11/15
・テンポ情報を追加する
・MIDIの情報を表示する